秋のアレンジレシピ!可愛すぎる♪柿のキューブパンを作る方法

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秋のアレンジレシピ!可愛すぎる♪柿のキューブパンを作る方法

今回は、手作り柿のコンフィチュールをたっぷり使った、

【秋のアレンジレシピ!可愛すぎる♪柿のキューブパンを作る方法】をお伝えしていきます!

 

Check!

柿のコンフィチュールの作り方は、こちらの記事にて詳しくお伝えしています。

是非、参考にしてみて下さい!

とってもキュート!キューブパンの魅力

小さな立方体の型で焼いた、コロンと可愛らしいキューブパン。

キューブパンの小ささを生かして、レシピの幅もぐんと広がり、とても可愛くおしゃれに仕上がります♪

この記事では、柿のキューブパンの焼き方から、キューブパンの魅力をたっぷりご紹介していきます。

どんなアレンジレシピでも、可愛らしくまとまってしまうキューブパン。

記事を参考に、あなただけのオリジナルキューブパンの楽しみ方も、ぜひ発見してみてください!

キューブパンとは?

キューブパンとは、小さな立方体の型に入れて焼いた、コロンと可愛らしい食パンのこと。

オープンサンドにしたり、中をくり抜いて食べられる器のようにしたり、楽しみ方はアイディアしだいで無限に広がります。

季節の合わせて、生地に入れる食材を変えてアレンジしていくと、パン作りの楽しみも広がり、

オリジナルレシピが次々と生まれてきそうですね。

可愛い姿で、私達を魅了するキューブパン。そんな魅力たっぷりなキューブパンにハマること間違いなし!

使いやすい!キューブパンにオススメな型

私がいつも使用しているキューブ型は、【Silikomart(シリコマート) シリコンフレックス キューブ(8ヶ取)】

一度に2ケース分焼いています。

型離れしやすく、お手入れも簡単な「シリコン」。

「シリコン」の型は、変形させることができるため型離れが良く、

気軽に洗えるのでお手入れがしやすいというのが一番のメリットです。

もちろん空焼きも不要で、大変扱いやすく、これから型を揃えていきたいと考えている人、

気軽にパン作りを始めてみたい人にぴったりな型と言えるでしょう。

鉄製の型よりも出来上がるパンは白く、蒸されたようなしっとりとした食感になります。

蒸しパンなどを作る際に使用すると、イメージ通りのパンができるかもしれません。

また、オーブンだけでなく電子レンジでも使用可能なので、とても便利ですね。

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レシピ

材料

  1. フランスパン用粉
  2. イースト(耐糖性)
  3. 砂糖
  4. スキムミルク
  5. 全卵
  6. レモン汁
  7. バター(無)
  8. ★柿のコンフィチュール(かくはんしたもの)
  9. 照り用卵

 

【フィリング】

※柿のコンフィチュール(かくはんしたもの)

事前作業

絞り袋(口金なし)に入れておく。

Point!イースト「耐糖性タイプ」

ドライイーストの種類

インスタントドライイーストには「通常タイプ」と「耐糖性タイプ」があります。

小麦粉100%に対して、砂糖が12%以上のパンを作るときは「耐糖性タイプ」を使ったほうが

断然美味しいパンが焼き上がります。反対に砂糖が12%以下の場合は「通常タイプ」を使ったほうが

美味しいパンに焼き上がります。

「耐糖性タイプ」はほぼ菓子パンにしか使用することができないので、使用頻度はかなり低いと言えます。

Check!

「耐糖性タイプ」の対応糖分%はメーカーや種類によって違うこともあるので、
パッケージの裏の説明をよく読み、何%以上の糖分割合のパンに使えるのか確認しましょう。

作り方

  1. 二ーディング 15
  2. 一次発酵 40分パンチ後20分
  3. 分割・丸め  16
  4. ベンチタイム 20
  5. 成形
  6. 二次発酵 38℃50
  7. 焼成170℃   13分

パンチの必要性

パンチとは
「パンチ」という工程は、よくハード系のパンや長時間発酵させるものに用いられる手法のことです。
これは「ガス抜きをする」という意味と同じです。
ガス抜きとは、パンの発酵の過程で酵母がエサとなる糖分を食べて分解し、その際に放出した炭酸ガスを
一度抜いてあげる作業です。

パンチを入れる理由

理由1. 生地の温度差をなくす
理由2. 生地の発酵を促す
理由3. 生地のキメを整える
理由4. 生地の弾力を出す

理由1. 生地の温度差をなくす

発酵途中の生地は、丸められた生地の表面と中心とで、温度差が生じるためパンチを入れることで、

生地の温度を均一にする効果があります。

生地の温度が均等にならないと、膨らみに差ができてしまい、いびつなパンの形になってしまったり、

食感や味が代わり、美味しくないパンになってしまいます。

理由2. 生地の発酵を促す

生地内のガスを抜くことで、新しい酸素が取り込まれ、酵母の働きを良くし発酵を促進させます。

理由3. 生地のキメを整える

発酵中に発生したガスの大きな気泡を、パンチにより細かく小さな気泡に分散させることで、

キメの整ったパンに仕上がります。

理由4. 生地の弾力を出す

刺激によってグルテン膜を強くして、弾力が増しボリュームが出るため、 パンがより膨らみやすくなります。

ハード系の生地は糖分や油分を含まない生地が多く、ふんわりと膨らみにくいので、パンチが必要になってきます。

パンチの入れ方

      1. ボールから生地を取り出す。
      2. 生地を軽く抑え、均等に平らにする。
      3. 生地の上1/3を中心に向かって折る。
      4. さらに生地の手前1/3を中心に向かって折る。
      5. 生地を90度回転させ1/3を折る。
      6. 反対側の1/3を折って、三つ折りにする。
      7. 折り目を下にして、軽く丸めてボールに戻す。

      Point

      全ての生地がパンチが必要と言うことではありません。必要とするのはハード系の生地です。

      ハード系の生地は卵や砂糖などを含まないので、生地にコシをつけてあげる必要があります。

      卵や砂糖、油脂などを含む生地は、これらの原材料の効果により、保水性を高めるため生地が

      しっとりするので必要ではありません。

      ある程度のパン作りを経験しないと、パンチが必要かどうかの判定は難しいので、レシピを見てその手順に従って

      進めていくようにしましょう。

      パンチをする時は、力任せにパンチをしないでください。

      軽く手のひらで押しつぶすようにガスを抜き、抜いた後は生地の量にもよりますが、

      3つ折りか4つ折りにして休ませてあげてください。きれいに整えてあげることにより、醗酵もきれいに進みます。

      生地作りの詳しい手順

      これらのことを意識して早速、手順に沿って作っていきましょう!

      1二ーディング

      ☆★以外の①~⑥の材料を順番に、キッチンエイドまたは、こね機にセットし、スイッチオン

      5分後、バター(無)を投入する。

      ニーディング終了1分前に、★柿のコンフィチュール(かくはんしたもの)を投入する。

      生地温度を測りながら、合計15分間捏ねる。

      Point

      生地の捏ね上げ温度を2829℃前後になるように!

      生地温度が低すぎても高すぎてもいけません。

      焼き上がり後のボリューム不足や生地の柔らかさにも影響するので、必ず生地温度をはかること。

      一次発酵

      40分発酵させる。

      パンチを入れる。

      パンチ後、20分発酵させる。

      Point

      30度が保てる場所で一次発酵させると良い。

      分割・丸め

      ②の生地を16個に分割して綺麗に丸める。

      Point

      手粉や打ち粉の使用は極力控えること。

      手粉や打ち粉を使い過ぎると、焼き上がりのパンが粉臭くなり、焼き色と艶が悪くなってしまいます。

      スケッパーで分割する時に、切り口が増えると生地が痛む原因になるので、細かく分割しすぎないように、

      大きさを意識して切ること。

      丸めた生地は腰高で、弾力があること。

      生地全体を貼らせるように丸めると良い。

      ベンチタイム

      16分割して丸めた生地を、蓋付きのケースや、番重に入れて20分休ませる。

      Point

      ベンチタイムを行う時間が、短すぎても長すぎても上手く成型させることが出来ません。

      乾燥を防ぐために、蓋つきのケースや番重に入れて置きましょう。

      蓋付きの物がない場合は、濡れ布巾をかぶせて、電子レンジの庫内に入れるなどをして防いで下さい。

      時間と乾燥に注意して、しっかりとパン生地を休ませることが重要なポイントです。

      成形

      1. 生地を軽く抑える。
      2. 生地の中心から上にめん棒で転がすようにしてかける。
      3. 生地の生地の中心から手前に太めん棒をかける。
      4. 小判状に伸ばしたら、生地の上1/3を中心に向かって折る。
      5. さらに生地の手前1/3を中心に向かって折る。
      6. 折った中心に、※柿のコンフィチュール(かくはんしたもの)を一列に絞る。
      7. 中央の上で閉じ合わせる。
      8. 側面を閉じ合わせる。
      9. 閉じ目を下にして、型に入れる。

       

      Point

      生地は均一の厚みに伸ばすこと。

      事前にキューブ型にオイルスプレーをふっておく。

      二次発酵

      38度くらいが保てる発酵器や、電気オーブンの発酵機能を使って、生地が型よりも少し出たくらいまで発酵させる。

      Point

      時間を意識して、発酵オーバーにならないように注意しましょう。

      焼成

      二次発酵後、生地表面に照り用卵を塗る。

      170℃で13分焼成する。

      焼きあがったら、ケーキクーラーの上にのせ変えて、粗熱をとる。

      Point

      オーブンは前もって、170に予熱しておく。

      感想

      柿のキューブパンを作り終えて、焼きたてを試食したら、「これはいける!!」が始めに出た言葉です。

      ふわふわな生地は、上品に香る柿の風味と甘さが絶妙なバランスで、溶けて無くなりそうな、フィリングの

      柿のコンフィチュールが美味しさを引き立ててくれます。

      家族にも試食してもらい、旦那は率直に「美味しい!!!」と言いい、たくさん食べてくれました!!

      改善点

      今回は【フィリング】に柿のコンフィチュール(かくはんしたもの)を使いましたが、

      【成形】の時に、若干閉じ合わせずらかった気がします。

      柿のコンフィチュールは甘さをおさえているので、水分量が多いことが難点だったと言えます。

      改善するならば、フィリングに使う柿のコンフィチュールは、ジャムのように粘度を加える。

      そのためには、砂糖とコーンスターチを足して、もう一度煮詰める必要があると考えられます。

      パンのオーゴンサイクル

      この改善点を今後に生かして、更に美味しいレシピが作れるようにチャレンジしていきます!

      パン作りの面白さは、その日の気温、湿度、使う素材によって、大きく変化して、良くも悪くも答えてくれます。

      その変化に柔軟に対応し、見極めれる力は、生地に触れた分だけ必ず分かってきます。

      だんだんと分かってくると、パン作りの面白さが数十倍、数百倍にも増して、パンに答えてもらおうと努力します。

      結果、美味しいパンが出来上がると言うわけです。

      なので、、私はこの【パンのオーゴンサイクル】を作り出し、繰り返し挑戦し続けていきます!

      まとめ

      今回は、【秋のアレンジレシピ!可愛すぎる♪柿のキューブパンを作る方法】をお伝えしました。

      いかがだったでしょうか?

      小さくてコロンとした可愛らしいキューブパン。

      見た目のキュートさとは裏腹に、幅広いアレンジの効く万能なパンなのは、お分かりいただけたでしょうか?

      是非、自宅で柿のコンフィチュールの作り方と合わせて、柿のキューブパンを作ってみて下さい♪

      病みつきになること間違いありません!!

      アレンジ次第で、まだまだ色々なオリジナルの柿レシピが作れますよ。

      これからもまた美味しいオリジナルレシピご紹介していきたいと思います♪

       

      ゆりパンマニアでは、「パン作り初心者さん」や、「簡単においしく、オシャレなパンを作りたい」パン好きな方や、

      「パン作りで健康的な食生活を手に入れたい」方のために、自宅で作れる美味しいパンのレシピを投稿していきます!

      基本のレシピと作り方を知っておけば、アレンジ次第で自分だけのオリジナルパンが作れるというのも

      手作りパンの魅力です。

      難しそうに思えるパン作りですが、作り方は簡単なので、是非参考にして頂けたら嬉しいです。

      デザートメニューとして、ケーキ、焼き菓子などの洋菓子を、今までの知識と経験を全て活かしながら、

      更に美味しいレシピをご紹介していきます!

      パン作り、お菓子作りを通して、美しく、健康的な毎日を過ごしていけるように、応援していきます!

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