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私がリンナイのガスオーブンを選んだ理由
こんにちは!
ゆりぱんマニアをご覧頂きありがとうございます!
今回は食パンを100回以上焼いた私が、リンナイのガスオーブンを選んだ理由を解説していこうと思います!
皆さんは料理をされる時、電気オーブンとガスオーブンのどちらをお使いでしょうか?
私がパン作りにハマる前は、一般的なレンシレンジにオーブン機能の付いている(高機能ではありません)お手ごろな電気オーブンを使っていました。
普段の料理や、たまに子供達と作るお菓子であれば何の問題もなく、使用することが出来ていたと思います。
いざ、パン作りをやってみよう!と決めて、電気オーブンで30回ほど焼いて分かったこと。
電気オーブンでは限界があると言うことが分かり、リンナイの業務用ガス高速オーブンを購入する事にしました。
ガスオーブンを購入した5つの理由
購入にあたった理由として、パン作りにおいて電気オーブンのデメリットを大きく5つあります。
電気オーブンでのデメリット5選
- 電気オーブンでは、山型食パンが焼けない
- 焼き色にかなりのムラが出る
- 菓子パンを5個以上焼くことが困難
- フランスパンを焼くには絶望的
- 一度に大量生産が不可能
このように、電気オーブンを使うデメリットが多く、モチベーションが保たれなかったので、ガスオーブンを購入して
今では何のストレスもなく山形食パンは勿論、菓子パンを一度に最大15個~16個、個人的にパンの中でも大好きなフランスパンも焼けるようになり、家族で焼きたてのパンを日々美味しく食べています!
というわけで、今日は、上記の5つの理由について、もう少し深堀して詳しくお伝えしようかと思います。
電気オーブンでは、山型食パンが焼けない!
「電気オーブンでは山形食パンが焼けない!」
はい、まず1つ目、この件につきまして、
山型食パンを焼くに当たって、大きく影響してくることが、オーブン庫内の高さが必要であると言う事です。
そもそも、山型食パンに高さが出ないと、外側が濃い色にパリパリと固く焼き上がり、ふんわりとソフトなクラム(中身)を楽しむ山型食パンにはならないのです。
1.8斤の食パンを焼くなら、まだギリギリ高さを出すことは出来ますが、2斤は高さを出す事は出来ません。パン屋さんの店頭に並んでいる、まだカットしていない食パンは大抵2斤であることが多いです。
そもそも1.8斤と2斤の型では、高さが異なり、2斤の型の方が高くなることで、更に庫内の高さが必要となってくるからです。
このことから計算すると、2斤の高さのある美味しい山型食パンを焼くには、電気オーブンでは厳しいのです!
焼き色にかなりのムラが出る!
私が実際1.8斤の山型食パンを電気オーブンで焼いてみた結果のお話をしましょう。
まず、パンケースの種類によっても焼き上がりが異なってきますので、私が使用しているパンケースの種類を簡単に説明していきます。
このケースの種類のお話もまた詳しく、別の記事で記載させて頂きたいと思います。
パン作りにおいて、良いケースとは?
オーブンに合ったパンケースを選ぶことが第一条件ですが、大きさに関わらず、アルミ製のパンケースは熱伝導率が良く、パンが均等に焼けるので最適と言われています。
なので、私はアルミ製のパンケースを愛用しています。
いざ、このアルミ製のパンケースを使用して、二次発酵の段階まで膨らんだ生地を焼成していくと、ケースから出ている生地の部分が庫内の高さギリギリまで膨らみ、ケース内の生地よりも早く焼き上がってしまい、焦げてしまう原因になります。
それなら焦がさないために、焦げる前に庫内温度や、焼き時間を短くしたら良いのではないかと考えがちですが、パン作りにおいて、大切な注意事項の1つとして、使用するオーブンに合わせてレシピの温度は変更しても構わないですが、時間を変更してしまうと生焼き状態で萎んでしまい、美味しくないパンになってしまう可能性が非常に高くなるので、オススメは出来ません。
実際に焼いてみた結果、表面は黒く焦げてしまい、ケース内の生地は焼きが甘いせいで萎んでしまいました。
かなり早い時間で表面が焦げてしまうので、アルミホイルをかけたりと、試行錯誤してみましたが、
やはり熱の伝わりが均等ではなくなるので、美味しく焼くことは困難で、失敗の連続でした。
よって、経験から焼き色にムラが出来てしまうのは避けられず、美味しい山型食パンは焼くことが非常に困難である事が分かって頂けるかと思います。
菓子パンを5個以上焼くことが困難!
人によっては、菓子パンは5個も焼ければ十分!と言う方には、当てはまりませんが、
私はどうせ電気代を使って焼くなら、一度に沢山焼きたい!!大量生産したい!と言う気持ちでいっぱいでした。
電気オーブンでは、庫内の高さだけではなく、
幅もガスオーブン比べてかなり狭いので、一度に多くのパンを焼くことは難しく、
菓子パンは上手く焼けて5個、食パンは1.8斤が焼けて1ケース。これくらいが限界個数だと思います。
比べて、ガスオーブンなら菓子パンが15個~16個。角型食パンであれば、2斤のケースが4箱だとすると合計8斤一度に焼くことが可能となります。
素晴らしい!!!素晴らしいよ!ガスオーブン!(笑)
フランスパンを焼くには絶望的!
まず、自宅でフランスパンを焼くには?
フランスパンは、その硬さが大きな特徴であり、基本的に生地には砂糖を使わないため、
フランスパンはその片端だけを手に持ってもパンが中折れしないほどの硬度があるのが特徴的です。
英語で「クラスト」(crust)と呼ばれる外皮部分はパリパリしており、フランスパンの独特の食感と香りを生み出しています。
また、卵、乳製品、油類などの副材料を使わないのも特徴であり、それゆえに作り手の技術が味を左右するため、フランスパン作りはパン職人になる上での難関であるともいわれています。
フランスパンに使われる小麦粉は、一般のパンに使われる強力粉ではなく、グルテンが少なめの準強力粉もしくは中力粉です。
発酵後、オーブンに入れる直前に生地に剃刀あるいはクープナイフで斜めに切れ込みを入れ、焼きあがる過程で独特の亀裂が広がった形状にします。
この広がった亀裂をクープと言います。
しかし、プロが使う大きいオーブンならともかく、家庭用の小さい電気オーブンでは、火力が低く、コンベクションのオーブンではないので、クープがきれいに広がったパンを焼くことは難しく、気泡が大小不ぞろいで荒いものが良いとされるが、これは職人でも難しい技術になります。
よって、私が使用していた家庭用の電気オーブンでは美味しいフランスパンを焼くには不可能になる!と言う事なのです。
実際に焼いて見たことがありますが、当然のことながら、上手く焼けませんでした…
そもそも生地作りから、上手くいかないと論外であり、まずはそこをから極める必要があると思いました!うーん、フランスパンは本当に難しい!!
まとめ
はい、今回は、食パンを100回以上焼いた私が、リンナイのコンベンションガスオーブンを選んだ理由5選を解説しました。
この記事を参考にして頂き、これからパン作りを初める方も、パン作りで電気オーブンの壁にぶち当たっている方も、ガスオーブンの導入を検討してほしいです。
ガスオーブンを導入検討の方でガス代が気になる方はプロパンガスを利用されている場合は一度、ガス料金の見直しをしてみることもオススメします。
ゆりぱんマニアでは、わたしの経験から学んだパン作りの基本~、お役に立てるより良い情報を詳しく説明していきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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