
ニコンZ8で撮影したカワセミのレタッチを公開!(Lightroom classic)
今回は、Z8で撮影したRAW画像を現像する様子をお伝えしたいと思います。
Lightroom classicとは、
Adobe社の画像管理、編集用アプリケーションです。
写真家の必須アプリですね!
Lightroomはクラウドに画像を保存するので、大量画像の編集には向きません。
Lightroom classicはパソコン向けなので、野鳥や電車を高速連射する写真家は、クラウドのストレージでは間に合わないので
プロのRAW現像は、Lightroom Classicを常用することになります。
スマホで編集したい場合は、Lightroomを使うと手軽で良いですね!
1.カワセミを追い求めて
近所の河原へほぼ毎日通い
ようやく可愛い1枚が撮れました(^^)

くちばしの下側がオレンジ色ですから、この子は女の子ですね!
NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sに、内蔵テレコン1.4倍を使わずに、テレコンバーター2倍を付けて
さらにDXクロップさせた画像を少々トリミングしてます。
レタッチは、Lightroom Classicにて
色調補正、トリミングはこんな感じです。
これにAIノイズキャンセルを加えてます。

NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sに、2倍テレコンバーターを付けて1200mm!
それでもトリミングが必要なのか〜と思いながらRAW現像している様子です。😅💦
次の写真は、
割とねばって、近い位置にとまってくれたところをパシャリ!
(2024年12月 午前9時半〜10時の間くらいでした。)
もう今日は出てこないかなぁ〜?と思っているとやって来ますね^^;
魚の捕食シーンは感動しますが、
このように、ただ鳴いているだけでもなかなかカワセミさんは美しいですね!

この写真のレタッチ、色調補正、トリミングはこんな感じです。
これにAIノイズキャンセルを加えてます。
なるべくカワセミが大きく見えるように、トリミングしたいですが、切り抜きすぎると、ノイズやアラが目立ちます。

カワセミが止まっている時は、シャッタースピードを遅くできるので、露光量は、それほどあげなくても良いかもしれませんが、
飛びそうな時は、1/2500くらいまでシャッター速度を上げるかと思いますので、暗くなります。
その時は、露光量を少し上げますね。
ハイライトは、なるべく下げる方向がよろしいかと。
テクスチャは少し上げます。
かすみの除去と、明瞭度は、上げ下げしてみて綺麗な方向にちょこっとだけ調整します。
不要な場合は無し
魚の捕食シーンでなければ、翼を広げる瞬間を撮りたいのであれば、
プリキャプチャーを使用するのがオススメです。
電子シャッターでJPEGになってしまいますが、C30くらいがオススメです。

この写真のレタッチ、色調補正、トリミングはこんな感じです。
結構シャドゥ上げてます。
これにAIノイズキャンセルを加えてます。

カワセミが遠いと、どうしても大幅にトリミングしたり、
ISOを強く調整したりすると、ノイズがひどくなるので、
なるべくカワセミがいつもとまる縄張りのポイントに近い位置にカメラを構えて、
じっと待つことが重要だと分かりました。
2.カワセミは可愛いだけじゃない
空飛ぶ宝石、清流の宝石とも言われるほど、
色鮮やかなで美しい羽色を持つとっても可愛らしい印象だったカワセミは実はとっても素早いハンターだったことを撮影を通して感じました!
また以外な一面が見れて更に好きになったことも事実。
だからこそ、カワセミを撮りたい!
私にとってカワセミとは愛する
永遠のライバルでもあるかも…
3.カワセミの構造色
ブルーの羽根色は実は光っていた?!
カワセミについて色々調べてみると、
鳥の羽の中心の軸を羽軸(うじく)といい、
そこから枝のように出ている部分を羽枝(うし)と呼ぶそうです。
カワセミの羽は中ほどより先端部分は青く、
根元側は黒褐色であったことを知りました。
そして羽枝から細かい毛のようなものが出ているが、これを小羽枝(しょううし)と言う。
カワセミの場合は羽枝が発色の原因になっていて、
羽の裏側から見ると黒っぽい。つまり、カワセミのライトブルーは表側だけなのである。この黒っぽい色はメラニンによるもので、表側から見たときに青をくっきり見せるために重要な働きをしているそうです!
そうだったのか!驚きでした。
知ってたよーって方是非教えて下さい(*^^*)
とても美しいブルーの羽根がくっきり見える仕組みを知り、奥が深いなぁと改めて感じました。
オススメ機材
Nikon Z8 4571万画素 プリキャプチャー機能搭載
野鳥撮影の必須アイテム
NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S