
Z6ⅡとNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sで、秋のメタセコアイアを撮り尽くす!
今回は、NikonZ6Ⅱを使って、
NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sと、
NIKKOR Z 70-180mm f/2.8について比較してみたいと思います。
1.メタセコイヤの秋色世界
2024年11月 NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sを借りることができたので、
是非ともオートバイを撮りたくて、
滋賀県が誇るメタセコイヤ並木道に
オートバイと紅葉を撮りに行ってきました。
圧巻のメタセコイア並木道ですが、
とても人が多く、広角で狙うと、
人がたくさん入ってしまいますね。

NIKKOR Z 85mm f/1.2 S MVアグスタ ブルターレ675
85mm 開放F1.2が生み出す圧倒的ボケ感は本当に素晴らしい。
もちろんレタッチはしていますが、露光量はあまり上げないよう
自動補正→色調補正、AIノイズキャンセル、背景、被写体のマスク補正をして仕上げました。
Photoshopは使ってません。
レタッチはLightroom Classicを使用しています。
続いてこちら

NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
これくらいの構図がちょうど良いかも知れません。
ボケ感が足りなければ、Lightroom Classicや、Lightroomを使えば、
マスクで背景を選択して、露光量やボケ感は調整可能かと思います。
なので、NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sのようなボケ感を演出させることは可能だと思います。
でも、NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sのような
玉ボケ感は出ないかと思います。

この写真は、連写で撮りましたが、ピントが合っているのが、この1枚だけでした^^;
車がバンバンすれ違うので、ピンポイントにAFの照準を定めても、なかなかうまく合ってくれません。
これがZ8か、Z6Ⅲ、Z5Ⅱ、Zfなど、EXPEED7搭載したミラーレス機になると、AF性能が段違いなので、合わせやすくなりますね。
私の撮り方が下手なのかも知れませんが、
Z6Ⅱでは動いているオートバイにAFを合わせるのが難しく、
かといって、ピントリングを回していては、過ぎ去ってしまいます。
Z8を使用すればしっかりとピントを合わせて
くれるので、やはりZ8を選びたいところです。
Z8だと、より圧倒的に鮮明で美しい描写力
これからカメラを買いたい方、選ぶ方は
ぜひZ8を強くお勧めします!
間違いなく、後悔しない一台です。

NIKKOR Z 85mm f/1.2 S
メタセコイア並木道は、超広角だと、人が多く入り込んでしまうので、
なるべく中望遠か、標準レンズを使いたいところ
広角で狙うなら、朝イチとか、人がいない早い時間帯を狙うべきかなぁと思いました。
天気が良ければF1.2は必要ないと思いますが、ボケ感出したいなら
ちょうど良いかと思います。
あと、対向車が多く、車やバイクの焦点距離が近距離になればなるほど、
動きが速くなるので、ピントが難しくなってくるので、
できるだけ遠くの動きの遅い被写体を狙いたくなります。
そうすると、トリミングは必須になってくると思います。
切り取るとなると、画質が落ちてくるので、やっぱり高画素機のZ8が欲しくなります。
だいたいの写真は1/3くらい画角を小さくして
トリミングすることになるかなぁ〜と思います。

NIKKOR Z 85mm f/1.2 S
これも少しトリミングしています。
やはり動きが遅い遠くを望遠で狙うか、
近づいてきたバイクをAFで狙うか
なかなか難しいですところですね!
Z6Ⅱでも、確かに綺麗に撮れます。
しかし、初心者の方や、経験が浅い方ほどZ8の方が、
よりイージーに、より満足する写真が撮れると思います。
Z8は、とても心強い味方になってくれるでしょう。