美しき光の魂-急遽の明暗差を撮る!!手筒花火撮影徹底解説
【美しき光の魂】

今回は、一筋縄ではいかない急遽の明暗差の手筒花火を
Z8で撮影する方法を解説していきたいと思います。
結構マニアックかもしれませんが、
夏に続き花火好きな私からすると手筒花火をZ8で撮影することはとっても憧れていました!
その願いが叶い、更に納得がいく作品が撮れたので
この記事がお役に立ててもらえたら幸いです。
三ツ相水神社例大祭奉納煙火
2025年 今年最初の花火撮影になった
愛知県豊橋市で開催された美若連主催
三ツ相水神社例大祭奉納煙火へ行ってきました。
昨年は、初めて愛知県豊橋市で開催された
小鷹野神明社秋季例祭の手筒花火を撮影しに行きましたが、なかなかうまく撮れず難しさを感じていました。

この写真は2024年の小鷹野神明社秋季例祭の様子
今年はそのリベンジ!!!
Z8&NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 Sを握りしめて手筒花火撮影に挑みます。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 Sは手筒花火撮影に最も適したレンズ その理由
まず始めに、
何故NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 Sを使うのか?
手筒花火を揚げるにあたって、煙火消費の愛知県補完基準では、
花火は「安全な距離」を確保しなければならないと定められています。
愛知県 防災安全局 防災部 消防保安課
産業保安室 煙火消費の手引き引用
その為、広角でダイナミックに!とはいかず、どうしても距離が離れてしまうので、望遠レンズを使う必要があるのです。
距離感は花火撮影において大事な部分になってきます。
夜撮影だからより明るいレンズの方が良いんじゃないか?
人を撮るから単焦点が良いんじゃない?
広く撮って後からトリミングしたらいいんじゃない?
と。色々思うかもしれません。
しかし単焦点の場合、距離が揚げ手とばっちり合えば良いですが、
揚げ手の場所はズレる場合もありますし、横並びになった時に確実に焦点距離が変わります。
そして、広く撮ってトリミングしたらどうなの?と言う考え方もありますが、
風景ならば、それが適切だと思いますが、手筒花火はあくまでも花火+ポートレートになります。
揚げ手を表情があってこその花火。
一つ一つ丹精込めて作りあげた自分の魂が詰まる手筒を揚げ手は命がけであげます。
その瞬間の表情をとられてこそが、手筒花火撮影の醍醐味だと思っています。
手筒花火は三脚を立てての撮影になるので、望遠ズームレンズは必須。
その結果、風景は勿論のこと、
ポートレート撮影にも万能なNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 Sは最大限手筒花火撮影に適したレンズになるのです。
f/2.8 で大丈夫?
答えは大丈夫です!十分に撮影できます。
この解説は次回詳しく解説していきます。

手筒花火のオープニングを飾った逞しいお子様達が小さな手筒花火を上げます。
写真に映る親子は最年少の可愛い女の子とお母さん
これからお父さんお母さんが上げる手筒花火を
応援しているように、かっこいい姿を披露していました。
お祭りは手筒花火と打ち上げ花火もあがり子供~大人の男性も女性も皆さんで楽しめる迫力満点の素晴らしいお祭りでした。

長くなりましたので次回に続きます☺️