pick up!オススメ人気記事!
鉄道写真の基本を学ぶ!フォーカスロックと3Dトラッキングの違いとは?
カメラ: Z6III 焦点距離:300.0 mm 撮影モード:Manual シャッタースピード:1/1600秒 絞り数値:F8 ISO感度:800

ガチ鉄の世界へようこそ!フォーカスロックと3Dトラッキングの違いとは?

今回は、鉄道風景写真か、編成鉄道写真かで、

撮り方が違うというお話です。

2.ガチ鉄への道へようこそ

あこがれの助川康史先生に会えて感動!

ニコンレビュワー限定!鉄道セミナー撮影会1日目スタートです!!

助川先生

今回はガチ鉄でいきます!

あすらんママ

え、ガチ鉄ですか!?

冒頭から今回はガチ鉄でいきます!
と宣言された助川先生

ガチ鉄!? 全くの道の世界の為戸惑いましたが
それよりも助川先生が面白くてセミナーの最後まで
勉強になることがいっぱいで、皆さんの笑い溢れるとても楽しいセミナーでした😆

ということで、電車撮影の基本から学びます。

ニコン 鉄道を撮る(カメラの基本設定)を参考に! ふむふむ

鉄道風景の基本は、AFを固定する事(フォーカスロック)

フォーカスロックするならAF-Sの設定で、置きピンが基本ですが、

動いてくる先頭車両にフォーカスポイントを移動させたい場合は、AF-Cのモードを使うとのこと。

あすらんママ

ん〜よく分からないわ。もう少し詳しく!

というわけで、もう少し詳しく↓

電車風景写真か、ガチ鉄(編成鉄道写真)かでAFを使い分けよう!

電車風景は、電車が風景と同じくらい被写体が遠いので、

AFで被写体を追尾させる必要は無いので、フォーカスロックさせます。その為、AF-Sに設定します。

カメラ:NIKON Z5Ⅱ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S焦点距離:84.0 mm 撮影モード:Manual 1/1000秒 絞り数値:F8 ISO感度:400 AF-Sでフォーカスロックの置きピン

それに対してガチガチの鉄道編成写真は、電車の先頭車両が顔になり、

人間で言うと、目の部分が、ヘッドライトや、窓になるかと思います。

カメラ:NIKON Z6Ⅲ NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S焦点距離:400.0 mm撮影モード:Manual 1/2500秒 絞り数値:F9 ISO感度:1600 AF-C 3D-トラッキング

この電車の顔を認識して捉えるのがAF-Cモードになります。

AF-Cモードに設定すると、ここで、3D-トラッキングが使用可能になります。

3.「AF-C / 3D-トラッキング」を使いこなす鉄道写真術️

NIKONの画像エンジンEXPEED7はAFが非常に優秀で、オートフォーカスを、AF-Cモードにすると

3D-トラッキングというAFモードが選択できます。

3Dトラッキングは、

被写体をターゲットとしてロックオンすると、そのあと自動で追尾してくれます。

AF-Cってなに?

AF-C オートフォーカス コンティニアス サーボ
オートフォーカスを被写体に合わせて継続的に追尾してくれるフォーカス制御モード
動く被写体に適しています。子供の遊びや、動物、電車、飛行機など

フォーカスが被写体を追うので、背景や被写体にフォーカスポイントをロック(固定)するフォーカスロックは使えません。

フォーカスロックはAF-Sを使用します。

AF-S AF-Cについてはこちらを参照

このモードは非常に便利で、今後はこの3Dトラッキングが主流になるかと思います。

鉄道撮影は、先頭車両にAFを(AF-Cモードに)合わせてトラッキングすることで、

フォーカスを自動で先頭車両に合わせて追尾してくれます。

この機能は、Z5Ⅱでも、もちろん搭載されており、

助川先生いわく
「Z5II = ニュースタンダード機」
だと仰っていました。

まさにこれからのNikonの基準と言うものを示した素晴らしい機種だと明確になりました。

そして前回のレビューでもお伝えした通り

Z6IIIの位置づけとして
「Z6III = ハイエンドモデル機」
であることはZ8に匹敵する高性能であることからミドル機とはいうには失礼に値するほど、優れた機種であるとことに間違いはないと思います。

更に助川先生の今回のセミナー&撮影会の
大きな目標として、
・Z5II、Z6IIの性能や機能を理解することが大切。
・能力をフルに活かす、確実で美しい鉄道写真を撮る。

このことを頭にいれて詳しく鉄道写真の撮り方を学んでいきます。

4.編成写真と鉄道風景写真を撮る

編成写真とは?
  • 列車全体をおさめること 走行中の列車の先頭車両から最後尾までをフレームに収めます。
  • 側面と前面のバランス 一般的には、列車の側面と前面の比率が7:3となるように撮影するのが理想的とされています。
  • 鉄道写真の基本 鉄道写真を撮影する上で、この編成写真は非常に重要な基礎となります。

助川先生

車両全体を撮る編成写真!まさにこれがガチ鉄ってやつですね

あすらんママ

私も鉄ちゃんに近づけるかな…

編成写真撮影に必要なカメラセッティング
  • 被写体検出(のりもの)+AF-C(3Dトラッキング)
  • 特に難しい望遠レンズでの編成写真のピント合わせはAF-C+高速連続に任せる
  • Z5II 14コマ/秒(JPEGのみ)の超高速連射撮影モードを使いこなす
  • 大きくこの3点を使いこなして編成写真を撮ります。
鉄道風景写真とは?

四季折々の風景と鉄道を絡めた写真
基本的に風景が主題、鉄道は副題
列車は小さめにするが『ウォー0ーを探せ』のようにどこに列車の存在がわからないのはダメ!
風景全体と列車の位置とのバランスが重要

5.鉄道風景写真撮影に必要なカメラセッティング

☑️ピント合わせはAF-Sの『置きピン」が基本!
・列車が小さく、線路から離れているので「置きピン」で十分。
・ただし場合によってはAF-Cを使う場合もある。

☑️光の状況によってピクチャーコントールを使い分け!!
コントラストと表度を高くしたい場合は「ビビッド」で。
・ただし光の方向や質によっては「風景」や「スタンダード』も選択。
・251ーかけや26川はタイナミックレンシが広いので「ニュートラル」もおすすめ!

☑️清因のセオリーやバランスが重要!!!
・列車が真ん中に来る「日の丸」写真は基本的に避ける。

カメラ:NIKON Z5Ⅱ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S焦点距離:105.0 mm 撮影モード:Manual 1/1000秒 絞り数値:F8 ISO感度:400 AF-S 置きピン

・列車と風景の対角線構図を心掛ける。なく
・ 2511や26のFNボタンに水準器)や「格子線表示」を振り分け活用!

🗣️実際に編成写真や鉄道風景写真は初心者でも撮れるようになるの?!💭モヤッと…

その答えは次回の撮影記にてお伝えしていきます☺️

助川先生から今回はガチ鉄で行きますよー!!
と宣言された時は焦りましたが、セミナーで学んだことを撮影会でしっかりと使い、更に撮影ポイントごとにアドバイスを頂きながら挑戦していきます。

カメラ: Z6III ニコン NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 焦点距離:300.0 mm 撮影モード:Manual 1/1600秒 絞り数値:F8 ISO感度:800 AF-C 3Dトラッキング

ニコン公式サイトはこちら👇

ニコンミラーレス主力カメラはこちら👇

ニコンZマウントのレンズはこちら👇

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう

おすすめの記事