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ニコンの高速連写はシャッターを押す1秒前から写真を撮るって本当?どういうこと?
カメラ: Z 8 レンズ: NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 焦点距離:600.0 mm 撮影モード:Manual 1/2500秒 絞り数値:F6.3 ISO感度:1600

ニコンの高速連写は、シャッターを押す1秒前から写真を残すって、どういうこと!?

あすらんママ

今回は、野鳥観察に強いプリキャプチャーを試したくて、ツバメを撮ってみました。

一瞬で飛び立つ野鳥を捉えるのは、とても困難ですが、ニコンのプリキャプチャー機能を使いますと、

誰でも簡単にツバメなどを捉えることができて、めちゃくちゃ楽しいです!

今回は、そんなプリキャプチャーでツバメを狙うお話です。

カメラ: Z 8 レンズ: NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 焦点距離:600.0 mm 撮影モード:Manual 1/2500秒 絞り数値:F6.3 ISO感度:1600

本当は、カワセミが撮りたかったのですが、産卵期なのか、なかなか見つけられなくて・・・。

去年、EXPEED6 のZ6Ⅱを使ってて、
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRのレンズを買った時、
ツバメを狙いに行ったのですが、

そのときは、ツバメの動きが早すぎるのと、突然高速で動き出すので、
Z6ⅡのEXPEED6では、なかなか捉えきれず、難しすぎて、断念しました。😅💦

でも、今は、EXPEED 7の時代です!😠
プリキャプチャーがあれば、
高速で動く被写体も比較的簡単に捉えられやすくなります。📸✨🦅

✅ニコン Z8

✅ニコン Z5Ⅱ

✅Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

✅Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sライン

カメラ: Z 8 レンズ: NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 焦点距離:600.0 mm 撮影モード:Manual 1/2500秒 絞り数値:F6.3 ISO感度:1600

というわけで、ニコンのプリキャプチャーについて、
今回はお伝えしていきたいと思います。☺️

Nikonのプリキャプチャーって何?(Z9 Z8 Zf Z6Ⅲ Z5ⅡZ50Ⅱ に搭載)

ニコンのEXPEED7の画像エンジンから使えるようになりました。Z6Ⅱは、残念ながら使えません。

ニコンのプリキャプチャーとは?

シャッターボタンを半押し状態から、最大1秒前まで戻って、画像を記録できる機能のこと。

プリキャプチャー機能をONにすると、モニター上に半押し時、PREのマークがグリーンに点灯します。

この状態からシャッターを押し込むと、1秒前にさかのぼって、メディアに記録します。

高速連写モードでC15 C30 C60 C120と書いてある設定がハイスピードフレームキャプチャーの設定モードで、プリキャプチャーに対応します。

これにより、カワセミの飛び込む瞬間や、ツバメやスズメの羽ばたく姿、魚を捉える鳥、ボールを打つバッターなど、
決定的瞬間を逃さずに捉えることが可能になる高速連写の機能のことです。

 

ハイスピードフレームキャプチャーと何が違うの?

ハイスピードフレームキャプチャーとは、電子シャッターを使った高速連続撮影の機能のこと

カメラ: Z5II レンズ: NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 焦点距離:400.0 mm 撮影モード:Manual 1/2000秒 絞り数値:F5.6 ISO感度:2500

最近のニコンは、このハイスピードフレームキャプチャー機能に「プリキャプチャー機能」が新たに加わり
「ハイスピードフレームキャプチャー+」として、
「電子シャッターによる高速連写」+「1秒前にさかのぼって撮影」を記録可能になりました

つまり、

ハイスピードフレームキャプチャとプリキャプチャーの違い

「ハイスピードフレームキャプチャー」+「プリキャプチャー」=「ハイスピードフレームキャプチャー+」ということ。

ハイスピードフレームキャプチャーの設定モードは、C15 C30 C60 C120

modeをこの高速連射モードに設定にすると、プリキャプチャーが使えます。

(プリキャプチャー設定でプリ記録時間を0.3~1.0秒にしないと、高速連射はしますが、1秒前にさかのぼりませんのでご注意ください。)

ちょっと、若干ややこしいですが、まぁプリキャプチャーと呼べば、誰でも分かります。

Z6Ⅲと、Z8は、C60やC120などの設定で、60コマ/秒や120コマ/秒といった非常に高速な連続撮影を可能にします。

Z8もアップデートにより、C15が使えるようになりました。

Z5Ⅱは、C15とC30のみですが、まぁ、正直C30されあれば、十分かと思います。
C60以上だと、撮影枚数がものすごくて、半端なくなってしまうので。😇💦

カメラ: Z5II レンズ: NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 焦点距離:400.0 mm 撮影モード:Manual 1/2000秒 絞り数値:F5.6 ISO感度:2500

どうやって設定して使うの?

Z5Ⅱオンラインマニュアルはこちら

「カスタムメニュー」からプリキャプチャ機能を有効にします。
✅「d:撮影・記録・表示」を開き
✅d3:プリキャプチャー記録設定で、0.5秒か、1秒あたりに設定します。
✅連写設定を、C15か、C30にすると、シャッター半押し時に「PRE🟢」のマークが出るので、
その状態がプリキャプチャーが効いている状態になります。

あとは、ツバメが動いたらシャッターを長押しから、全押しにするだけです。

プリキャプチャーの設定方法を詳しく!

プリキャプチャーを使いたい時は、プリキャプチャーの設定モードをONにする必要があります。

まずmenuからカスタムメニューを開きます。

カスタムメニューを開く d 撮影・記録・表示

次にプリキャプチャーの記録設定を開く

プリキャプチャーの記録設定を開く

次に、プリ記録時間を設定する

プリキャプチャーの記録時間を設定する

プリキャプチャーの記録時間は、0.3秒前、0.5秒前、1.0秒前の3つが選べます

プリキャプチャーの記録時間は、0.3秒前、0.5秒前、1.0秒前の3つが選べます

シャッターボタンを半押しすると、カメラ内部のバッファに画像を記録し始めます。

PREのマークがついていることを確認

グッと、全押しにすると、その時点から最大1秒前の過去の画像を書き出して
メモリーカードに保存します。

高速で飛び立つツバメをプリキャプチャーで狙う(シャッターを半押し状態から、全押しする1秒前にさかのぼって記録する)

プリキャプチャーの注意点は?

☑️Z5Ⅱは、SDカードなのですが、推奨のSDカードでないと、書き込み速度が遅いとフリーズしてうまく使えない可能性があります。

Z5II に使用できるメモリーカード(SD カード)はこちら👇

☑️電子シャッターのC15、C30、C60、C120はメカシャッターとは違い、RAW撮影ができず、JPEGになります。
普段からJPEGで撮影している方は、特に問題ないですが、
私のようにレタッチを重視する方は、Lightroomclassicでノイズ除去ができません。
できるのは、ちょっとした色調補正や、マスク補正、テクスチャ調整と、トリミングくらいでしょうか

☑️大きくトリミングするので、画質は荒くなります。スマホで見る分には、あまりわからないかもしれませんが。

カメラ:NIKON Z 8 焦点距離:600.0 mm NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 撮影モード:Manual シャッタースピード:1/2500秒 絞り数値:F6.3 ISO感度:1600

☑️電子シャッターは、「ローリングシャッター歪み」と言って、被写体が歪んで見えることがあります。
電子シャッターは、センサーが一度にすべての情報を読み取るのではなく、上から順に読み込んでいくため、被写体の動きが速いと時間差が生じ、歪みとして現れる
とのこと。

「ローリングシャッター歪み」は、よく分からず、気にはならなかったですけどね。

どういうシーンで使えばいいの?

カメラ:ニコン Z 8 焦点距離:600.0 mm フラッシュ:No Flash 撮影モード:Manual シャッタースピード:1/2000秒 絞り数値:4 ISO感度:500 ホワイトバランス:Shade

野鳥観察、ツバメ、カワセミ、スズメ、セキレイなど
イルカショー、リスなど小動物、動物園、野球などスポーツ観戦

でも、まぁ、一番撮りたいのは、魚を取るカワセミとかですね。

カワセミが突然飛び込むタイミングに合わせてシャッターを押すことは、至難の業だと思います。

しかし、このプリキャプチャーがあれば、簡単に捉えることが可能です。

プリキャプチャーについて私的に思うこと

カメラ:NIKON Z 8 焦点距離:600.0 mm NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 撮影モード:Manual 1/2500秒 絞り数値:F6.3 ISO感度:1600

JPEGなので、ノイズ除去ができないから、JPEGかぁ〜と思って、最初は使わなかったのですが、😅💦
使ってみると、非常に楽しくて、もう野鳥観察がめちゃくちゃ楽しいものになります。

できれば、なるべく被写体との焦点距離に注意して、
野鳥なら、DXクロップを使ったり、画質の良い設定にしたり、

できるだけノイズを減らせるように画角を合わせて撮ることが良いと思います。

テレコンは、2倍だと、やっぱりノイズや、画質は落ちる感じがするので、1.4倍までにするとか、野鳥に見つかりにくい服装で
狙う立ち位置に注意して、鳥に近づける位置で隠れて、身を隠すなど

まぁ、とにかく、できるだけ被写体に近づくことをおすすめしますね。

こうなると、NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR よりも、
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRの方が、好ましいですが、
ずっとシャッター半押しで飛び去るまで手持ちで待つのは、
重くてしんどいので、三脚置いて待つ方が良いですね!

✅ニコン Z8

✅ニコン Z5Ⅱ

✅Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

✅Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sライン

 

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